リモートワークが実現できる様になったきっかけの一つに音声、ビデオチャットが手軽に使える様になったのが大きいと思っています。
社内の会議はもちろんですが、会社間での会議も音声、ビデオチャットを活用されている方も多いのではないかと思います。
昨今は音声、ビデオチャットアプリケーションの選択肢が増えたからか、新機能がどんどん追加され続けており利便が良くなっております。
とはいえまだまだ歴史の浅いコミュニケーション手段のためか、まだまだ使い方が手探り状態なのかな、と感じる場面も多く見られます。
マイクに向かって話す事が多いかと思いますが、音声のコントロールが上手くできていないなと感じる事が多くあります。
音声チャットの時、喋りやすくするためにごく小さな音量ですが自分の手元のヘッドホンやスピーカーに流れているのですが、この音量が大きすぎるとハウリングやノイズの原因となってしまいます。
しかし自分の声が聞こえないと不安になる方もおられる様で、時々必要以上にマイクに近づいてしまう事がある様です。
通常音声チャットのアプリケーションは自動でマイクの音量を調整するので、自分の耳に聞こえる自分の声が小さいと感じても相手方には十分な音量で届いています。
マイクと口が近づきすぎると吐息がノイズとして相手に聞こえてしまったり、声が篭り明瞭度が下がって聞き取りにくくなる傾向がありますので、口元にかからないあたりにマイクがあるとちょうど良いです。
多少マイクから離れても今時のアプリケーションであれば問題なく相手に届きます。
ビデオチャットの時、背景のボカシや差し替えが最近はできる様になったので使われてる方も多いと思います。アプリケーションによってはまだ不自然な感じになってしまう事もありますが、徐々に改善されている様です。
各アプリケーションで予め用意されている背景から選んで設定されている方が多いかと思いますが、背景画像を自分で作る事も簡単にできます。一般的なパソコンに入っているアプリケーションで作れます。
私の場合、名前の読み方を聞かれる事が多いので振り仮名付きで名前を書いた背景を設定しています。
背景の変更をする場合、最近では綺麗に背景が設定できる様にグリーンバックと呼ばれるスクリーン等を自分自身の後ろに設置する事があります。ロールカーテンの様なタイプや、椅子の背もたれに取り付けるタイプなどがあります。
音声、ビデオチャットはスムーズなコミュニケーションには欠かせないので利用者同士で時々確認し合うとより気持ち良く使えるかと思います。
保険業界向けメールマガジン【inswatch】Vol.1078
(2021/03/29)
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