前回インターネットに繋がってないとパソコンを安全に使えない、ということを書きましたが、それ以外の場面でもインターネットに繋がってないと困るなぁ、というお話しです。
最近はちょっとした書類作りでもインターネットで何かを調べたりしますよね。もちろん調べ物のためにもインターネットは必要なのですが、私の場合はGoogleドライブのワープロや表計算、プレゼンテーション機能を使っているので書類作成にはインターネットが必須です。
ちなみにGoogleドライブのこれらの機能は無料のGmailアカウントでも利用できて、Microsoft
Officeを入れていないパソコンでも使えてとても便利です。
また私の仕事ではお客様への説明のために構成図等を作ることが多いのですが、最近は draw.io というクラウドのアプリを使って描いています。無料ですがかなり込み入った作図ができて、作った図は画像として他のアプリで利用したりPDF形式で保存もできたり等とても多機能でオススメです。
こちらもアプリそのものがクラウドで提供されていますのでインターネットは必須です。
そんなわけでパソコンを使う際に、今時はインターネット接続は必須なのですが時として回線の故障等で繋がらないことがあります。
そうなると正直大変です。私の場合は上記の様にインターネット上のサービスを使って日常の仕事をしておりますので、インターネットの障害は非常に困ります。
やはり最近ではクラウドシフトが進んだ結果、業務のインターネットへの依存度が上がっていますので、そうした障害を回避する仕組みが提供されています。
オフィスで利用されるルータでは機種によってはUSBポートが付いているものがあり、こちらに携帯電話回線からインターネットに接続するUSB通信アダプタを取り付ける事で光回線等の障害発生時にインターネット接続を継続する方法があります。利用する機器により対応の可否がありますのでよく確認の上お選びいただく必要があります。
また大手の通信キャリアではルータや通信アダプタをまとめてレンタルしてくれるサービスも用意されています。この方法ですと安定的にインターネットが利用可能ですが、月々の費用が若干高めになってしまいます。
小規模な事務所等であれば普段お使いのスマートフォンを使ってテザリングする事でパソコンからインターネットに繋げられます。パソコン１台だけの利用であれば普段充電で使われているUSBケーブルで有線テザリングすることでバッテリー残を気にせず使うことができます。
ただし携帯電話回線でのネット利用は容量制限が設けられており、俗に言うギガ不足になりやすいので使いすぎにご注意ください。
保険業界向けメールマガジン【ｉｎｓｗａｔｃｈ】Vol.1137
(2022/05/23)
https://www.inswatch.co.jp/ 掲載記事を一部変更